ロマンを求めて生きる
人びとにとって仕事は、所得を得るためだけのものではありません。
給料は2番目以下のものであって、そこで働く人びとにとっての最大の"報酬"は、仕事の中で素晴らしく、フルに生きていくことにあるのだと思います。
人びとは、自分でコントロールできる時間のほとんどを仕事と共にしているのです。
つまり仕事は、人びとが、己の人生を賭していく場なのであり、したがって、その場のありかたが、人びとの命の質を左右していくのです。
そのような大事な場が、すべてを金勘定から出発して動いていてよいのでしょうか。
オリンピックのメダルは、まだしも命がけの対象になりうるかもしれません。
しかし、金銭は、命がけの対象にはなりえません。
守銭奴と言われる人もいるかもしれませんが、それとて、金のための努力はその範囲でしかないのです。
多くの人びとは、燃えて生きていきたいのです。
お金にではありません。
ささやかであっても、ロマンに対してです。